1953-07-22 第16回国会 参議院 内閣委員会 第19号
実際悪い品物が行つてキャンセルされるというならそれは仕方がないでしよ、商売ですから。ところが値が下つたから受取らんとか、没義道なひどい目に会つておる事実もあるやによく記事が出ておるのですが、実際そういうものがあるのかないのか。若し差支えなければこの委員会に一つ。
実際悪い品物が行つてキャンセルされるというならそれは仕方がないでしよ、商売ですから。ところが値が下つたから受取らんとか、没義道なひどい目に会つておる事実もあるやによく記事が出ておるのですが、実際そういうものがあるのかないのか。若し差支えなければこの委員会に一つ。
これに対して、ほんとうに日本の法律が適用されるものならば、向うの都合によつてキャンセルした場合には、こちらが何ら関係がなければ、倍額請求ができるはずになつておると思います。にもかかわりませず、それを泣きの涙で、泣寝入りをしなければならない。あまりにも値段をたたかれたので、でき上つたものがうまく行かなかつた、その場合におけるキャンセルは、またぞろ自分の会社で負担をしなければならない。
ただ七月ごろになつてキャンセルが非常にふえたことは遺憾に存じますが、その後輸出の引合いもずんずん増加しおりますので、この繊維品につきましても、本年の予定額が、輸出の金額で三億六千四百万ドルということになつておるのでありますが、私は本年度内に大体これを下まわることはないと存じます。
こういう事実から考えて見ると、約束はしたけれども、そういうような日本の状態から原因して来る値下りが我々に大きな致命的な打撃を与える以上はまあ信用状を送れない、従つてキャンセルと同じような結果になるというのは当り前じやないか、こういうような事実があるわけでありますが、そういう点を考えますと、金融に対する力が弱かつたために市場が大混乱したということは、全部でないかも知らんけれども、言い得るのではないかと
そこで現在の輸出の関係はどういう状態になつておるかと申上げますと、来年の三月くらいまでのものにつきましては、殆んど売約定ができておるのでありましてこの売約定につきまして、綿花の値上りによつてキャンセルをするかしないかという問題があるのでございますが、これは現在の売約いたしておりまする綿布の価格は、相当高い価格で利潤が相当多い取引になつておるのでありまして、七十セントくらいの綿を使いましても、現在の売約
○岡部(邦)政府委員 盲貿易という事情はございますが、しかしながらバイヤーのよしあしを判断するのも、同時に政府側の方の責任でもありまして、全然バイヤーのキャンセルを自由にするということになると、さらにかえつてキャンセルがふえるので、かつてな契約をしておつて、キャンセルも国家がこういう保險法案で救うのだからいいじやないかということになると、はなはだおもしろくないという意見で、こういうふうになつたのであります